学校に伺うと、よく聞くのが平等とか公平性という言葉。
誰かができて、誰かはできない環境はダメ。
不公平は確かに嫌だ。
ただ、なんでもかんでも公平性って言われて疑問に思うことがある。
でも、フィンランドでこの絵を見たときに、ココロがすーっと落ちた。
みなさんはこの絵を見てどう思いますか??
この絵は、ある小学校の職員室のとびらに貼ってありました。先生が毎日必ず見る場所に。
私たちは左の絵のような対応、方法をとっていないだろうか?
特に私が受けてきた学びってそうだったよなぁって思う。
みんな一斉に同じ問題を解いて、同じテストを受け、同じ基準で評価される。
みんな同じことができることが求められる。
一人ひとり、違う人なのに、顔も性格も違うし、得意も苦手も違うのに、わかっているところもわかっていないところも違うのに、同じことをする。
確かに基準ってあったほうがいいと思う。
だけど、一人ひとりの個性とか、やるべき課題とかに気づいて、関わろうと出来ているだろうか。
これは、先生が”教える”ということを中心とする一斉授業の中では難しいかもしれない。
一人ひとりの学び方も違っていいし、学ぶ場所も違っていい。
一方で、共に学び合う時間や、集団の時間のバランスも必要。
“Equality doesn’t mean “Justice”
この言葉を意識して、目の前の状況に常にYes, andできる学び、環境が増えるといいな。私も意識していきたい。
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