さらに自分の行動を知って行くための行動分析として、交流分析からも学んでいきます。
だんだん複雑になっていきますが、交流分析をココロのイロを使いながら学びました。
交流分析(TA)とは?
交流分析は、英語でいうと、Transactional Analysis.
一般的には質問用紙の選択肢に答えて行くと、5つに分類された、自分の行動の傾向がわかるというもの。
5つの分類は、
•FC(free child)
自由な子ども。子どもなので、本能のまま行動する。ココロのイロでいうと、黄のイメージ
•AC(Adapted child)
適応させられた子ども。子どもなのですが、本能のままではなく、Yes Manのような人。少しネガティブなイメージ。ココロのイロでいうと、黄のイメージ
•A(Adult)
大人。超自我。ココロのイロで表現しにくいけれど、透明に近いようなイメージ。
•CP(Critical Parent)
批判的な親。批判したり、〇〇するべきというような人。ココロのイロでいうと、赤と青のイメージ。
•NP(nurtured Parent)
育てる親。ある意味‘母‘のようなイメージ。Yes, andをしてくれる人。ココロのイロでいうと緑。
この考えを応用して、インプロで表現していきます。
交流分析とインプロで行動を体感する
交流分析のイメージを模造紙に書きます。
ひかるちゃんからのお題の続きを交流分析の場所に立ちながら、表現します。
今回は昔話にひかるちゃんが物語を作ってその設定でやりました。
桃太郎が鬼退治した後に、(いろいろあって)鬼が桃太郎を怒って戻ってきたストーリーの続きなど、
例)
鬼:どうしてぼくは何も悪いことをしていないのに、桃太郎たちに追われなきゃいけないんだ!!(CP)
桃太郎:そんなの知らないよ〜だってみんながいうから、行っちゃえーってなったんだよー(FC)
鬼:(どう続けますか?)
というように、セリフを考えながら、どんな立ち振る舞いかを考えるワークです。
ペアで行い、オーディエンスと一緒に、何が起こっていたかをふりかえります。
どんな風に言われたから、この立ち位置に行ったとか、 こう言われたから、こんな気持ちになってこう動いたとか。
自分自身の気持ちも一緒にふりかえり、行動を分析していきます。
この立ち位置が一番居やすかったとか、ここになかなかいけなかったとか自分のココロのクセも知ります。
いろんな角度から、自分自身の行動のクセ、ココロのクセをワークを通して学んでいきました。