悪い顔をしている子どもの様子が半端なく愛おしい。〜友人の子どもたちとの関わり方〜

先日、友人のお家に遊びに行った時のお話。

そこには、私のことが大好きな(笑)、少年たちが3人もいる。

来年度から小学生になるSくん、4才のNくん、もうすぐ2才のTくん。

私が遊びにくることを楽しみにしてくれていたようで、お家に入るときから‘ニコニコ‘の眼差し。(まぶしい)

関わり方で、印象的な出来事として二つ書いておきます。

一眼レフを託すミッション

私は彼らの写真を撮ろうと、一眼レフを持って行った。そして、もちろん、iPhoneXも。

彼らの写真を撮ろうかと出した途端、SくんとNくんの餌食に。笑

予想はしていたけど、早かった。

お母さんである、友人は戦々恐々。

そらそうですよね。一眼レフとiPhoneXで合わせて25万円以上するし。

『大切にしてなぁ』と最初に言って、

『壊れたらお母さんに弁償してもらうなぁー』と(冗談で)その次に言って、子どもたちに伝えながら貸すことに。

任してみると大切にする

やっぱり任せると大切にするなぁ。

・カメラ大切にしてなぁ。
・首からかけて使ってね。

この二つを私から優しく(テンションを下げて)お願いしました。

そうすると、基本的には二人とも優しく扱ってくれていました。

でもまぁ、そう簡単にはいきません。

当然、二人に対して一つなので、Sがやるー、Nがやるーだの、取り合いが自然と始まります。

・仲良く使ってね

と私からは二人にお願いしました。

そうすると、一時休戦をします。なんとなーく折り合いをつけようとします。

何言ってるかはわからないけど、二人の中で、一緒に使おうとしたのか、どっちかから先にしようとしたり。

私はどんどん喧嘩したらええと思ってるんで、喧嘩の仲裁には入りません。

ひどくなったら、怒って仲裁するというよりかは、どうしてそういう喧嘩になったか話を聞いてみます。

結局、何度も何度も喧嘩するのでカメラが危険な目に。それでいいんです。笑

仲良くつかってくれないなら返してもらおうかなぁーと、一度預かってみたり、最後はあと10分だけね〜と時間を決めてみたりして、結局30分くらいだけカメラで遊びました。

ここで友人と話してたことは、

言葉の使い方。

‘壊さないでね‘じゃなくて、‘大切に使ってね‘

と伝える。

‘壊す‘というとネガティブな言葉だから、ポジティブな言葉に変えて優しく伝える。

それだけで、扱いは少し変わる。

そうは言っても、大きな怪我、とくに目とか頭をひどく傷つけるような武器を持ち始めた時は、すぐ対応!

怒るから伝えるへ

ちょっと目を離していると、Nくんが、少し離れたところで、悪い顔して鍵をぐるぐる回してる。

私たちが見てないときに、私のカバンをあさって、鍵を取って、遊んでる。

単純に怒りたくなる瞬間だけど。

N〜!!!!私の鍵やろ〜〜って怒鳴るのではなく、‘おい!こらこら!‘という少し優しい感じで、聞いたら、

ニタァ〜〜って笑うんです。

4歳児ということを忘れるくらい、大人の顔。笑

だいたい悪さする時って、悪いって分かってるんだなぁ〜。と、もうそれはもう愛おしくて。

構って〜って遊んで〜って訴えている。

私は友人ともいっぱい喋っていたし、ずーっと相手をしていたわけじゃない。

だけどポイントポイントで

私が本を読んでくれるって知ってるから

読んで〜ってくるし。

人のカバンをあさってたらあかんって言われるのもわかっている。

完璧になんてないし、正解ってないからこそ、そうやって気づいたときに、大声で注意するんじゃなくて、その気持ちを汲んであげたい。

関わりながら一緒に学びたいね。また遊びに行きまーす。