続いて3つ目のアイスブレイクは、AIFA合宿でいつもしている4つのココロのイロについて参加者全体で話し合いました。
ココロのイロというのは、DISC理論という行動心理学の手法も用いて、自分自身を知ることです。
DISC理論についてと、シンポジウムでの参加者の意見をお伝えします。
DISC理論とは?
DISC理論とは、アメリカの心理学者 ウィリアム・モルトン・マーストンが提唱した人間の行動を4分類にしてものです。
Dとは”Dominance”(ココロのイロ=赤)
I am the No,1!! とにかく結果、成果、効率求め、何よりもスピード重視。自分の言うことが絶対。
人と協力するよりかは、自分とのひらめきとともにそのまま猛突進。道のないところでも、傷だらけになってもそのまま突進していく。
IはInfluence(ココロのイロ=黄)
楽しいこと大好きで、人と関わっていたい。
チームよりかは、自分がちょっと目立っていたい。
自分を認められていたいし、自分の意見が重要視されていたい。
声も大きいし、活動量も半端ない。たくさんのことに手を出すからまとまりがない。
いいかげんなひとになることもあるケースもある
でもその人といると楽しくて、盛り上げ役。
Sは”Steadiness”(ココロのイロ=緑)
波風を立てずにその場の調和を保とうとする人。
穏やか。笑顔でいつも人や場を和ませる。
人、場、チームの為に若干、自分を差し置いてでも行動する。
CはCousious。(ココロのイロ=青)
何事も論理的に分析をしてから行動するタイプ。
石橋を叩いて渡いて行動し、石橋をた叩いて渡らない人は理解できない。
あなたのココロのクセは?
この4つのココロのクセは、それぞれの人がすべての要素を持っています。
しかし、特にどのイロが出やすいかなどを考えます。
一つに絞らなければならない訳ではなく、複数選んでも大丈夫です。
例えば、私は黄色と緑と言っていました。
そのココロは、私は人と何かをするのが好きで、人の意見に流されやすい部分が黄色。そして、元々、みんなを驚かす発言が多く、場をみださないように空気を読んで、自分の意見を黙っておくことも多いのが緑の要素。(そして今年は赤的な要素を出して行きたい。)
など、自分の行動を俯瞰して考えるのが、DISC理論です。
シンポジウムでのアイスブレイク~自分を色に例えると自分の性格、性質を色で表す~
シンポジウムのでは、ひかるちゃんのファシリテートで、会場に4つのスペースに分けて、それぞれの色の場所に移動してもらいました。
日本では、赤10%、黄色20%、緑40%、青30%になると言われているのに、この会場では、赤が30%くらいいる怖さ。
それぞれ、近くの人でグループを作って、ココロのイロ”◯色あるある”を話し合いました。
その後、グループごとに、この色の人はこういう場面ではこういう発言をするとか、こういう気持ちになる。など、意見を発表しました。
赤の人のあるある
それぞれのメンバーが近づかない。背もたれにもたれる。誰か話すなら聞くよという上から目線。指示されるのが嫌。自分にあった場所が無ければ、自分の場所は自分でつくる。
(だからと言って構ってほしいわけではない。)
黄色の人のあるある
優先度がコロコロ変わる。
自分の楽しいことをするのも良いけど、人の言うことがもっと楽しい。
話が一通り盛り上がった後は、周りが気になってキョロキョロする。
黄色と緑色の人のあるある
みんなが笑ってくれるのが嬉しい
赤の強い人が来て空気が凍ると、緑になって、場を和ます。
緑色の人のあるある
場の雰囲気を大切にする。
バランスを取る。
場を凍らせるようなことはしない。
サポートに回ることが多い。
部長じゃなくてサポート。
黄色の人のあるある
なにかする時に何で?どうして?と聞く。
グループになるときにも自分の立場はどうなるのか?と自分の中で分析する。
と言った意見が出ました。
ぜひ、皆さんもそれぞれのココロのイロを考えてみてください。
最後のアイスブレイクに続きます。