『できないからやめとき』と大人から言わない[日々の学び]2020.3.18

私自身が子どもたちと関わる際に決めていることが、『できないからやめとき』と言わないということ。

私は他人だからこそやるのかわかりませんが、小さな子でもどんどんチャレンジしてみるように促すのです。

そうすると、結構な確率で周りの大人から、『できないからやめとき』という言葉が聞こえてきます。

今日の学び

たとえば、比較的難しいトランプゲーム(オーヘル)をよくするのですが、そこに未就学児の子たちがいたりします。

参考:大人4人でハマるトランプゲーム !オーヘルのやり方!!

その時に大人たちが楽しそうにするものだから、やりたがる。

私はいつでも受け入れます。

正直、できないんです。大人でも難しいゲームなので、全部はできないんです。

なので、人によっては私が受け入れて一緒にするので、すごくびっくりされます。

そして、『できないからやめときなさい』っていう人もいます。

その時の子どもの顔をぜひ見て欲しいんですが、すごく悲しい顔をします。

その言った人には申し訳ないですが、私はその子どもを引き戻して、一緒にやろう!って言います。そうするととっても喜びます。

そして、全部はできないので、できる最大のことをさせてあげるのです。

例えば、オーヘルというゲームでは、最初に何回ゲームに勝つかを宣言します。

宣言通りに勝てたら得点が入るのですが、その『何回勝つか』を一緒に決めます。

もちろん、一人では決められないので、『私は2回か3回がいいねんけど、どっちが良い??』と聞きます。

そうすると、『2が良い』など、どっちか選んでくれます。

じゃあ、『せえの!』で『指2本出して』って伝えるだけ。

そして、カードを出す順番も選んでもらえそうなときは『どっちがいい?』って聞くし、もうこのカードを出さなきゃって勝負の時は、『これ出していい?』ってあえて聞いたりします。

子どもたちにとって、うまくできるのはどちらでもいいのです。ただやりたいのです。

そして、一人で出来たわけじゃないのに、できたできた!!って喜ぶんです。かわいいですよね。

やらせないということは、好奇心を奪ってしまうのと同じことです。

▲これは当時5歳児が一生懸命考えているところです。5歳だったら、選択肢を渡せば自分で選ぶし、トランプも持ちたがるので、持ち方を教えてあげるとここまでできます。

▲このゲームは4人ゲーム。左上の一番小さな手は当時4歳になってすぐの子が意味もわからずみんなと合わせて出している様子。それもできるようになるために必要な過程です。

いろんな場所で、『この子たちにはできない』ってよく聞きます。

大人がそう決めたらできません。

『できない』と勝手に決めてしまうのではなく、今どこまでできそうかを考える思考になると、子どもたちの力は爆発的に伸びてきます。

ぜひ、学びを引き出すチャレンジをしてみてください。

今日の気持ち

最近気持ちが落ち着いていて、嬉しい。

チョコパイを食べて後悔。笑

今日の感謝

規則正しい生活ができていることに感謝