人が語ることにココロが震えて泣いた自分に驚く〜泣いていいよって自分に許可した〜

人前でなかなか泣けなかった私。

むかしむかし、小学生のころに、なんかしょうもないことで授業中に泣いて、すごく恥ずかしい気持ちになったんです。

今でもそれだけは覚えていて、それ以来、人の前で泣くことは、恥ずかしいことで、泣いてはいけないと思っていた。

だから、卒業式で泣く意味がわからなかったし、そう簡単に人前で泣かないようになっていた。

人前で泣けなかった学生時代とその後3年ほど。

一番泣いたのは、大切な友人の死。お見送りの時は初めて肩が震えるくらい泣いた。

あとは、尊敬していた人と思わぬ形で仕事ができなくなったとき。

この時までは人前でほとんど泣くことが出来ず辛かった。

知っている人の前で泣けなかった。

友人が亡くなったときは立ち直るまでに相当時間がかかったけれど、泣いちゃいけないって思ってたから、お葬式の後はしばらく人前で泣けなかった。

初めて他の人の前で泣けたのは半年以上経ってから。

自然と泣けなくて我慢して我慢してやっと泣けるイメージ。

よく我慢していたなと自分でも思うくらい。

感情を隠すことが多かったので、その後、過呼吸になり、しばらくは精神的にしんどかった。

泣いていいよと自分で許可できるようになった

ココロの勉強を始めて、少しずつ人の前で感情が溢れて泣けるようになってきた。

講座に参加した時など、信頼できる人たちの前でかなり溜まった思いがあふれて、泣いていたこともあるけれど、私の中では数が数えられるくらい。

そんな私が、最近泣くことが多くなった。

もちろん誰の前でも泣くわけではないけれど、信頼できる人の前ではすぐに泣けるようになった。笑

たぶん、泣いちゃダメって決めていたものが、泣いていいよ。って自分に許可を出せるようになった気がする。

そして、今日もめっちゃ泣いたんです、なんばの串カツ屋さんで。

しかも想像もしないところで泣いたんです。

今となっては、その理由もわからない。でも、何が心に触れた。

自分でも驚いたのですが、自分のことじゃなくて、人の話の内容に泣けたんです。

教育に関わるその人の行動が、周りの子どもたちに、“ちゃんと伝わってるんだなぁ“って、それがわかったからなのか。

辛い時期も知っているからこそ、それがちゃーんと伝わってる。

それがきっとじーんときて、そこからしばらく涙が溢れてきて止まらなくなった。

自分のことであまり泣かないのに、人のことでこんなに泣けるなんて、幸せなことなんだと思う。

“この人“の前では、自分でもびっくりするくらい泣ける。今までにない感情が溢れて出ました。

前も違うことで普通に泣いたんですよね。

そして、もともと泣けなかった私にとっては、泣いていいよって許可できる人に出会えたことが何よりの宝なんだと思います。

今年は本当にココロが変わった気がしています。

そして今月はものすごくおかしい。笑

これも2020年への浄化のような気がします。

何かが変わってきた。あぁ、嬉しい。そんな時間でした。ありがとう。